銀杏でかぶれの症状が出るその原因とは

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おいしい実をつけてくれる銀杏、よく木の下で季節になると拾っている方がいますが、実は銀杏、かぶれの症状を起こす原因となるものなのです。人によって全く症状が起らないという人もいますし、ひどくなってしまったという人もいます。

 

【銀杏のかぶれはかゆみが強く辛い】
銀杏はおいしい、油で揚げて塩をかけていただくといいおつまみになりますし、茶わん蒸しに入っていると何となく嬉しい気分になるという方も多いでしょう。しかし素手で触るとかゆくなるなど、そのかぶれの症状はかなり強いものがあります。

 

肌が弱い方だとかゆみのほか、真っ赤になって腫れるという方もいて、悪化すると全身にかゆみが広がるという事もあり侮れません。肌が弱くない人も体調によってかぶれることもありますので、症状、原因などを理解しておく方が安心です。

 

【外種皮に含まれているイチオールが原因】
実そのものではなく、外種皮に含まれている成分「イチオール」が原因となってかゆみ、かぶれなどの症状を引き起こします。イチオールはギンゴール酸、ビロボールといった成分でこれらの成分が原因でアレルギー反応を起こす方がいるのです。

 

好発部位としては、外種皮に触れることが多い指、手、またイチオールのついた手で顔を触るなどして顔など、露出した部位にもよく症状が現れます。赤く腫れ、水泡を持つこともあり線上に配列してかぶれ症状が起る事もあります。

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【銀杏でかぶれなどが起きたら】
銀杏でかぶれ、かゆみなどが起ったら市販品の場合、抗ヒスタミン薬やステロイド軟こうなどが効果的です。赤くはれてかぶれが起きている部分を丁寧に水洗いし、まず原因成分を洗い流します。タオルなどでよく拭いて(こすりすぎないように水分を吸収させるように)それから治療薬を塗ります。

 

丁寧に石鹸で爪の中なども洗っておかないと、爪や指に付着した原因物質が顔、その他の部位に触る事でそこにもかゆみなどが発生します。まずは原因物質をきれいに除去するという事を考えてしっかりと石鹸を利用して洗い流すことが秘訣です。

 

銀杏拾いはお子さんも一緒に楽しく行う事が多いのですが、安易に外種皮に触れてしまうといきなりアレルギー反応を起こすこともあります。特に大人の場合、経験があり避けることもできますが、子どもはこうした経験がないとアレルギーがあるかどうかもわかりません。元々アレルギーを持っているお子さんには触らせないほうが安心でしょう。

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