漆かぶれはかゆみが強い、その治療法を知りたい

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漆をいじるという事は一般的に職業で何か製品を作っているという人以外、あまりないと思いますが、うるしの木だと知らずに触ってしまいひどいかぶれになってしまったという方も少なくありません。過敏な方は漆かぶれによってひどい炎症を起こす方もいますので、治療法など知識を持っておくことが必要です。

 

【漆かぶれの原因とは】
このかぶれは植物に含まれている成分によって起こるもので、ウルシオールという成分が原因物質戸なります。アレルギー体質の方もそうですが、特にこのウルシオールに過敏な人もいて、かゆみ、真っ赤に腫れあがるなど、ひどい症状となる方も少なくありません。

 

中には漆の葉についた雨露に触っただけでかぶれるという人もあるくらいなので注意が必要です。余談ですがこの成分はマンゴーにも含まれているのでマンゴーを食べた、触ったことでアレルギーを起こす方もいます。

 

【どのような症状なのか】
治療法を知る前に、漆かぶれではどのような症状が起るのかというと、かゆみが特徴的です。漆に触れた部分が赤くぽつぽつと湿疹が出来はじめ、それから強いかゆみが出ます。通常、2日くらいでかゆみがドンドン強くなり、一般的に3週間程度、湿疹などの症状があります。

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【漆かぶれの治療法】
とにかく強いかゆみがあり、お子さんなどは放っておくとかきむしってしまうので、皮膚科でお薬をもらう方がいいというママたちもいます。治療法としてはこの皮膚科に行って治療してもらうという事が第一です。

 

今によくなるだろうと思っていたら夜眠れないほどかゆくて参ったと皮膚科を受診される方も多いです。治療法はステロイド剤を患部に塗るという事と、抗ヒスタミン剤を飲んでかゆみを止めるという治療法になります。早く皮膚科を受診し治療を開始する事で夜眠れないほどのかゆみを改善できるので、漆かぶれで湿疹ができたら皮膚科に行きましょう。

 

【予防第一、漆の木を知っておくことも重要】
昔は親からこの気はかぶれるから触ってはダメだよと教えてもらったものですが、最近は漆の木などがある山に入るという事もないので、漆の木を知らないという方も多いです。田舎に暮らしていて山に漆の木があるという場合、植物図鑑などを見せる、実際に漆の木を見せるなどして、触らないようにお子さんに知識を持たせておく方が安心です。

 

山に入る機会がある場合、肌をなるべく露出しないことが大切で、長そで長ズボン、長靴などのスタイルでできれば軍手などを指せておくといいでしょう。

 

漆かぶれのかゆみは強烈です。治療法として最も適しているのが皮膚科に行くこと、という事を見ても、かぶれの症状、かゆみがかなり強いという事がわかると思います。漆かぶれは予防する事、またかぶれてしまったら病院へ行くこと、これを覚えておくべきです。

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